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2014/11/10~2014/11/16

2014/11/10(月)
19:45仕事上がり。
21時前に帰宅。
「スモーキング・ハイ」(2008年米、デビッド・ゴードン・グリーン監督)。DVD。
セス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグが脚本。マリファナドタバタコメディ。
主演がセス・ローゲンとジェームス・フランコ。
この頃俳優として沈んでいたジェームス・フランコを、同じジャド・アパトー門下のセス・ローゲンがこの映画にマリファナで頭がおかしくなっちゃった売人役として起用して再ブレイクさせたという話。
非常にバカバカしいドタバタコメディで教訓的なところが一切ないのが良い。
ダニー・マクブライドが演じているREDというマリファナの卸をしている男がばかばかしくて最高に面白い。

2014/11/11(火)
19:15仕事上がり。
「赤ちゃん泥棒」(1987年米、ジョエル・コーエン監督)。DVD。
初期のコーエン兄弟制作映画。1度見てたのを忘れてた。
ニコラス・ケイジ主演。
謎のライダー(実はニコラス・ケイジの分身)を登場させるところが、コーエン兄弟テイスト。

2014/11/12(水)
2014/11/13(木)
メモをとりわすれていたので何をやっていたか思い出せません。
大したことはやっていないと思う。
仕事もそんなに忙しくなかったはず。

2014/11/14(金)
18:45仕事上がり。
19:45「デビルズ・ノッド」(2013年米、アトム・エゴヤン監督)@日比谷シャンテ。
1993年にアーカンソー州で起きた小学生3人の惨殺事件で、デスメタルを聞いていたり、悪魔主義の本を読んでいたりしただけで犯人にしたてあげられた3人の少年の話。
実話ベースの話。と言うよりも、この事件については、「パラダイスロスト」3部作と言うドキュメンタリー映画に詳しいという話をずっと前に聞いていた。
劇映画よりも、「パラダイスロスト」3部作の方を見たいと思っていたのにな、、、
youtubeで探そうかと思ったけどめんどくさい。

2014/11/15(土)
11:00「6才のボクが大人になるまで。」(2014年米、リチャード・リンクレイター監督)
この説明的な邦題が説明する通りの映画(原題はBoyhood。なぜこんな邦題をつけるのか謎)。
非常に面白かった。
6才の少年が18才になるまでを描いた映画。実際に12年の歳月をかけて少しずつ撮って行ったらしい。
主役の少年メイソンと2つ年上の姉のサマンサ、母親、別れた父親を軸に話が進む、というか歳月が進む。
12年間に起こった出来事をすべて語るわけではもちろんなくて、その間の小さなエピソードを一つ一つ描いていくので、親戚の家族を見ているような感じになる。
最終的に、少年だったメイソンが大学生になると、思わず「おっきくなったなぁ」と叔父さん気分で言いたくなる映画。
メイソンだけでなく、サマンサも大きくなるし、お母さんお父さんも歳をとっていく。
お母さんはダメな男に捕まっちゃう女として描かれていた。
お姉さんのサマンサ役の女の子が、こういう感じの子はこういう風に成長するよね、って感じですごく面白かった。ちょっとませた感じの女の子。
ローレライ・リンクレイター、監督の娘らしい。賢そうな顔立ち。こういう雰囲気の女の子割と好きです。
まぁ、イーサン・ホークとパトリシア・アークエットからは生まれないだろという気がしないでもない。
並んだ写真を見るとお父さんとは似ている。
(また、余計なことを書いてしまった。でも、悔しいから消さないでおこう。)

その後、新宿で母親と兄と食事。もつ鍋を食べる。
家に帰り、錦織対ジョコビッチ戦を見る。

2014/11/16(日)
12:10「天才スピヴェット」(2013フランス、カナダ、ジャン=ピエール・ジュネ監督)
アメリの監督の最新作。3D映画と言うことであまり気が進まなかったのだけれど、これは3Dで見るべき映画だった。
「フラッシュバックメモリーズ3D」に近い3Dの使い方をしている。
回想シーンや、考えている頭の中のイメージを表したりとメインのストーリーを補足するサブテキスト的に3Dを使用していて、とても効果的になっている。
モンタナの農場に住む天才少年のスピヴェット10才が事故で亡くした双子の弟の死を乗り越えるために、スミソニアン博物館があるワシントンDCまで一人旅をする話。
とてもかわいらしい映画。

15:30「ショートターム」(2013年米、デスティン・ダニエル・クレットン監督)
アメリカの未成年を保護する施設の話。親から見捨てられたりした子を一時的に保護する施設での日々を淡々と描いている。
ストーリー的には、そういうものにありがちな話かなと思う。
決してつまらない映画ではありません。

17:55「嗤う分身」(2013年英、リチャード・アイオアディ監督)
かなり面白かった。
ドストエフスキー「二重人格」が原作。
原作を忠実に再現したものでは無く、1960年代から見たディストピア的近未来みたいな感じの街が舞台。悪夢のような街で、自分と全く同じ顔をした男に生活をめちゃくちゃにされる話。
ドストエフスキーというよりも、カフカの「審判」とかの世界観に近い。
主役は「ソーシャル・ネットワーク」(2010年米、デビット・フィンチャー監督)でFacebookの創設者マーク・ザッカーバーグ役をやったジェシー・アイゼンバーグ。ジェシーが惚れてつけまわす女の子役がパク・チャヌクのハリウッド進出作「イノセントガーデン」(2013年米)に出ていたミア・ワシコウスカ。彼女が、ディカプリオ版「ロミオとジュリエット」(1996年米、バズラーマン監督)でジュリエット役をやっていた頃のクレア・デインズを彷彿とさせる笑顔を見せていて素敵。
ただ、なんだか「世にも奇妙な物語」を見ているような気がして、エンドロールの後にタモリが出て来ないのに違和感を感じた。
劇中で「上を向いて歩こう」とか「ブルーシャトー」とかの日本の懐メロがかかっている。
リチャード・アイオアディ監督は名作「サブマリン」(2010年英)やテレビシリーズの「ハイっ!こちらIT課」なんかを作っていた人。

 

 


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