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「後半戦」 なるみさん

 

写真 1

 

後半戦突入しました。

私も思はずバットをもちました。

 

写真 3

台湾ではまった空芯菜がスーパーで売ってます。

〈えんさい〉〈エンツァイ〉〈朝顔菜〉

と、お名前はいっぱいあります。
今度持って行きます。
「やっぱりうまいなあ、この菜っぱ!」
と何皿も食べたのを思い出します。

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おたよりありがとうございます。

阪神、巨人を零封でしたなあ。
ツオくて!!

 

ところで、おっしゃるように、空芯菜の炒め物は実に旨うございましたなあ。
是非もってきていただいて炒めていただきたい。
(ちなみに近所のスーパー「マルエツ」はおいておりません)

私の台湾土産といえば、実は、帰って来てから毎晩の晩酌が復活してしまったことだけなのですが、ときとして、紹興酒を買ったりもしております。

 

しかし、どうなんですか、これ!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

うまそうに見えますか?
なんだかミント系の香料がはいっていそうな配色ですなあ。

思うのですが、大人の頭のどのあたりを叩くと、このような色づかいの、このような意匠を「よし!」と思う感覚が出てくるのでしょうか?
これはいったい、うまそうだ、と思わせるデザインなのでしょうか。

うーん。
わたくし、一度だって中国を蔑視したことなんてない。
それどころか、人並み以上に深くその文化文明を愛しておる者であります。
しかしながら、こと絵画、美術の世界においてだけは、彼ら大陸の人々の感覚がわからない・・・・というか、
「どいや、どいや!!」
と言いたくなる。
ソフィストケイト、と申しましょうか、洗練、と申しましょうか、そのような概念が彼らにはまったくないような気がいたします。
絶句という四行しかない詩を作り、水墨画という画面に空白を取り入れた絵画を発明した民族であるにも関わらず、色を塗るとなると、どういうわけだか、必ず「足し算」しかしない。
「引き算」がない。
削らない。
あの「蛇足」などという故事成語さえ生んだ民族であるにもかかわらず、です。

とはいえ、かく言うわたくしもまた、みなさんご存知のように「引き算」よりは「足し算」人間です。
ものを書いていると、次から次に話をつぎ足したくなり、説明したくなる。
これが俳句のへたくそなゆえんの一つです。
そして、こんな通信の文章ですら長くなる。

 

ところで、下は「五年もの」の紹興酒のラベルです。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

うーん。
ヹルレエヌ氏なら上田敏氏の訳を借りてこうおっしゃるでしょう。

 

色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや

 

ですな。

とはいえ、実に実に、これはもうただただ敬服するしかない中国そのものの色づかいですなあ!

 

 

すてぱん


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