「抱虎帰山」 前野狼騎さん
今シーズンの阪神タイガースの勢いには目を見張るものがありますのう。
以前なら、マートンの打球
「まあ、とんだ」
とか、ゴメス三振で
「ごめーんす」
などと我らに揶揄されていたものじゃが、それは失礼というもの。
大いに反省しなければいかんですのう。
若い選手がチャンスをもらって頑張っているのはよろしい。
チャンスがあっても打てない福留やチャンスさえ貰えない新井貴は残念ですのう。
ところで、虎といえば、中国の武術である太極拳は、日本の武道と違って、技の呼称に虎や蛇などの動物を取り入れたものが多く、まさにゲシュタルトですなあ。
◎抱虎帰山…虎を抱いて山に帰る
◎独立跨虎…片足で虎に跨る
◎彎弓射虎…虎を射るに弓をまげるが如し
など、はっきり言って何の事かさっぱりわからんわけじゃが、他にも
◎野馬分鬣…野性の馬がたてがみを分ける
◎白蛇吐信…白蛇がベロっと舌を出す
など数多くの動物に似せた技があるわけじゃなあ。
というわけでワシら太極拳サークルも究極のリラクゼーションをめざして、日々稽古に励んでおりますがな。
虎の威を借りてしばらく鯉幟 狼騎
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おたよりありがとうございます。
いやいや、このごろのように、なんだか阪神が「勝つのがあたりまえ」みたいになってくると、今日あたり、DeNAに負けても、
「ま、ま、あちらさんもなにかと大変そうだから、たまには負けてあげないとね」
なんて、余裕の笑みで過ぎていきますな。
走虎一睡
てなもんです。
それにしてもいい句ですなあ!!
俳句、としてはともかく、トラ句、としては絶品というべけれ、です。
ところで、何がゲシュタルトかさっぱりわかりませんが、邑井氏も、写真で見ると、相当サマになってきておるようですなあ。
すてぱん
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