「ジェントルマン」 すてぱん
ワラビーの語源が wanna be だったなんてね。
さすが凱風舎文化部長・大石君、なんでも知ってるわ!!
昔、山田さんたちが中学生だった頃、英語の教科書にある
But I like ・・
と始まる文章を
「バタイ ライク」
と読んでいた私に、細田さんという女の子が
「せんせ、外人の先生は『バライライク』って読んでたよ」
が教えてくれたことがあった。
耳のいい生徒というものはいるものである。
なるほど『バライ』の方が言いやすい。
むかし習った韓国語もそうだったが、【t】または【n】の音は【r】の音に転化されやすいのだ。
[ want to be ] が [ wanna be ] になり、あげく「ワラビー」になるのも、むべなるかな、である。
それにしても、英国人たちも、カンガルーより小さくしかなれないワラビーを
「カンガルーになりたがってるけどなれない奴」
と思ったということなんだろうか。
「わらびしいカンガルー」
ちなみに、私の場合、大石君の例文にあった
I wanna be a super model !
では、もちろんなく、
I wanna be a gentleman.
であることは言うまでもありません。
「紳士」という語に含まれる[ gentle] に「穏和な・もの静かな」の意味があることもあえて言うまでもないでしょう。
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