疲れ
こころよき疲れなるかな
息もつかず
仕事をしたる後のこの疲れ
・ 石川啄木
昨日、俊ちゃんに誘われて一万歩、歩きました。
一人では不安だったのですが、歩いてみれば何のこともないものでした。
さてそのせいか、昨夜はぐっすりと眠り、今朝の起床は9時過ぎでした。
今、体のそこここに筋肉痛の感覚があるのですが、むしろそのような感覚が心地よく感じられます。
ゆくりなく思い出した啄木の歌は言うまでもなく仕事の後の疲れを歌っているのですが、まあ、病人にとっては「リハビリ」とやらも「仕事」と呼んでもいいものかもしれないし、それよりなにより、身体というものはその本質として筋肉の疲労を快としているもののように思えてきます。
そして、それが精神をもさわやかにさせるもののようです。
一カ月に及ぶ蟄居生活もどうやら終わりのようです。
今日は窓を開け放って、この一月、体の不調を理由にぞんざいに済ませてきた部屋の掃除なんぞをしようと思っています。
いろいろご心配をかけて申し訳ありませんでした。
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