春の風邪ひきさん
えたいのしれない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。焦燥と云おうか、嫌悪と云おうか――酒を飲んだあとに宿酔があるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。それが来たのだ。これはちょっといけなかった。
ー 梶井基次郎 『檸檬』 -
風邪をひいてしまいました。
お酒のたたりです。
大変シンドイ。
でもまあ、こんなふうにしてでも、自分があほうであることを心から自覚できる機会があることも、悪くはありません。
それではお休みなさい。
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