最後の授業
私たちは毎日考えます。なーに、暇は十分にある、明日勉強しようって。
そしてそのあげくどうなったかお分かりでしょう。
― ドーデー「最後の授業」(桜田佐 訳)―
明日は、憲法記念日です。
気がつけば、フランス語の授業が出来なくなってしまったアルザスのアメル先生のように、自由に何かを語り教えることができない社会がすぐそこに来ているような気がします。
私が憲法について思うことと言えば、意味もなく国旗に頭を下げたり、みんなが胸に手を当てて国歌を歌わなければならないような国になってほしくないと思うだけです。
それを保障するものとして、今の憲法があるのだと思っています。