「遠いところは近いところだった」 勝田さん
わけあって、野越え山越え、遠い由緒ある寺へ出かけました。
寺の本堂の前で上を見上げると、
オオ!
わが町!!
『観音堂』。
観音院や観音寺、観音町他はよく聞きますが、観音堂は
ありそうでなかなか無い名です。
『猿の惑星』の砂に埋もれ傾いた自由の女神のような扁額でした。
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おたよりありがとうございました。
どこのお寺かは知りませんが、立派な扁額ですな。
氏の心躍り見えるようで、
ふ ふ ふ
と思ってしまいました。
昔、わたしが、寺山修司の歌集を買って、はじめて読んだ時、
大工町寺町米町仏町老母買ふ町あらずやつばめよ
という歌を見つけて、
オオ!
と思ったのと同じようなものでしょうか。
(ちがうか)
ところで、おたよりとは何の関係もないのですが、
夜も更けたこの時間になって、当地、風はますます「とどろに」響き、なにやら「われてくだけてさけてちるかも」的な、なんともはや実朝風の、とてつもない風になっております!!
もちろん、わが部屋は揺れております!
というわけで、今日はひさびさの微醺です。
すてぱん。