「定番なりし春愁」 北川司さん
榎田の不出来や和田の春愁ひ
この前の日曜、テレビ中継、こんこんと観ました。榎田がパリーグ出のピッチャーに四球を出したシーンは愁いを通り越しとったね。はなからバントの場面で、いきなりボール2、次のど真ん中の弛いストレートをバント空振り。しかしてそのあと二球続けてボール。とは。相手はプロに入ってろくにバッターボックスに立ったことない奴やのに。この時は負けを確信したのですが…
ゴメスのファールにも見えたタイムリーとかで勝ってまいよった。
とーかいのワダツミ深し波もまた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おたよりありがとうございました。
まさに「投壊」の阪神ですが、まあ例年の如く春を過ぎれば、私ら、バカバカしくてその状態を憂うることすらしなくなりそうですなシーズンの始まりですな。
今日も当地はポカポカ。
本を読んでいたつもりでいたのですが、気が付いたら昼飯のあと眠っておりました。
愁いのカケラもありません。
ところで
東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて・・・
という啄木の歌に歌われた《東海の小島》とは、江の島とかいったそんな島のことではなく、ユーラシア大陸の東海に浮かぶ日本列島そのものを指しておるのだという説を遠い昔読んだことがあります。
ほんとうかどうかは知りませんが、もはや泣く気も起らぬ今日このごろの日本です。
なにやら老荘の徒になりつつあるこのごろの私です。
すてぱん