凱風舎
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このごろ

 

 

 

 例年年末は静かだ。
 午前中、三年生を教えれば、あとは何もすることはない。
 けれども、今年の三年生はどういうわけだか、塾が好きなんだか勉強が好きなんだか、弁当を持ってくる子といったん帰って、またやって来る子とがいて・・・・。
 今日も三年生が四人夜まで勉強していた。
 それに、高校生も。
 私は風呂に入り(なにせみんな男子)、あとは椅子に膝掛け掛けて本を読みしているだけだし、子供らも静かに勉強をしているだけなんだが。

 でも、やっぱりいつもの年末と違う。
 三年生に影響されたのだろうか、1・2年生も年末だというのにやって来る。
 クリスマスだってやって来る。
 その結果、私、ほとんど外に出ない(これは十月の肺喪失以来なんだが)。
 そしてなにより、独りになる時間がない。
 それを、別にワルイことだとは思ってはいないんだけれど。

 世間はイヤな事が多い。
 今日だって、新聞を読めばうんざりだ。
 首相の靖国参拝。

 だが、そのことは書かない。
 書かなくてもわかっていることだ。
 けれども、子どもたちには言う。
 言わなければいけないことだからだ。

 子どもらは私が話し出すと身を乗り出して聴く。
 政治的に「洗脳」しようなんて思っているわけではない。
 ものをどう考えるかそれを言っているだけだ。

 誰の言葉か知らない。
 けれど、こんな言葉がある。

 思ったことをそのまま口にしていいのは、子どもと独裁者だけだ。

 「行動だって同じことだ」
 そう言えば、子どもたちはうなづく。
 それでいい。

 

 ずっと私のPCの具合がわるかった。
 シュンちゃんが来て、なんだかスイッチを一つ押してくれたら直った。
 スゴイ!
 明日からまた毎日書くつもりです。