「『真夏の方程式』あとがき」 北川司さん
先月来、娘(24歳)が結婚するという話になって、彼氏が一度挨拶に来てこちらの家族と一緒に焼き鳥屋へ行った。
今月になって、向こうの親と娘カップル、こちらの親たちがそろって映画を観に行く話が持ち上がった。計画したのは娘たちだが、それが『真夏の方程式』だ。ドラマ・ガリレオと言えば、中高生ならジャイアンツの勝率より高い確率で知られていよう。(寺西と勝田などは興味の外だったが。多分邑井・前野も)
私はテレビは全て観ておりますし、息子も珍しく本を買いたい、とか言って、ついこの前そのタイトルのを買ってきていて、@いう間に読みほしておりました。個人的には結末が微妙なので、映画としてどうかなと思っておりました。はっきり言えば「観たくない」感じ。ましてや複数家族でなんて気持ち悪い。息子は観たくてたまらんのだろうが、やはりその設定では無理。
そんなこんなで、こちらは私の嫁さんと下の娘は行く気満々でおりました。そう、うちのは福山雅治の大ファンじゃけーのー。寺西らは福山君を知らんやろおが、高大生なら楽天の勝率並にご存知ですぜ。
とっころが、予定の前日になってマルチ家族の観賞はご破算になってしまった。彼氏が計画を親に話したのがまさに前日。いきなり明日云々と言われてもって。彼のご両親はちゃんと挨拶もしとらんのに、ということでマルチ観賞はなくなってしまったのでした。娘たちはアニメを。(先日は『風立ちぬ』のような話になりましたが、定かに蘇った記憶によると『銀魂(ぎんたま)』っす。これも寺西・勝田らには楽天田中の勝率並に、キータコトもないでしょう。
結局、彼氏のご両親は『真夏の方程式』を観に行き、うちの嫁さんと下の娘は我慢して終わりました。
忘れまじ夏に溶けゆく方程式
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おたよりありがとうございました。
私は昨日「真夏の結婚式」でした。
というても、あの真夏ちゃんの結婚式ではなく、八重島君(26歳)の結婚式だったんですが。
しかしまあ「真夏の結婚式」ちうのはきついもんですな。
ブーケ・トスとかフラワー・シャワーなんてものを屋外でやるんですが、カンカン照りの中黒づくめの装束の男たちは強烈なるサンシャワーに、皆、まるで甲子園のグランドに立つ高校球児のように汗ダクダクのダクでした。
とはいえ、二人とも幸せそうで大変よかった。
それでこそ、結婚式に出た甲斐もあるというものです。
すてぱん