「発見伝」 勝田 正人さん
時を経て失せ物を発見することは快事です。普段から身の回りの整理整頓に怠りの無い私は、片付いているばかりに、無くした物を見つけ出すのにとても苦労します。
自分の経験に基づいて大別すれば、失せ物は
①探す必要が無い場所に眠っている、
②近くにあるが何かに覆われていて視野に入らない、
③探していることが錯誤でそもそもそんなものは最初から無かった、
でしょう。
人気の『自分』は③だと思います。
数年前のことですが、自動車のキーを探しても探しても、どうしても見つからず、仕方なくスペアーキーで運転中のことです。
赤信号で止まっていると後続車の運転手が車から降りて私に近づいて来るのがバックミラーで見えました。この人は、私の横まで来たので窓を開けると、
彼曰く、『トランクに鍵を挿したまま走ってますよ!』
今は自動開閉機能があるためか、車の後ろにそもそも鍵穴が無い車種が多く、私の経験はすでに役に立たない記憶遺産です。
寺町の鍵も①だと思います。私は今でも津田沼の部屋で眠っているのではないかと疑っています。
写真は数日前に巣立ったツバメの卵です。
こんな小さな卵が1ケ月で成鳥になり、夏空に飛び去りました。
おたよりありがとうございます。
楽しい「発見伝」ありがとうございます。
うちで次々になくなっていった「はさみ」は1番でしょうか…
ツバメの卵、スゴイです!
運営スタッフ より
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