子宮頚がん
と・て・つ・も・な・く・痛いのだそうである。
誰もがそう言う。
子宮頚がんワクチンの予防接種。
これを女子中高生が接種するようになったのはここ3、4年のことである。
で、みんなが言う。
「あんな痛い注射、ないから!」
塾の女の子たちみんながみんなそう言う。
接種当日はもちろん、翌日も腕が上がらないのだと言う。
痛みに対して、からっきし意気地のない私は、それを聞くだけで毎回顔をしかめてしまう。
今日、厚労省でこの接種の副作用について検討会が開かれたそうである。
子宮頚がんという病気の発症率がどのくらいなのかよくは知らないが、そんな痛い注射、打たなくてもいいのにと、弱虫の私は思ってしまう。
痛い、というのは副作用とは言わないのだろうが、みんながみんなそう言うんだから、すこしは痛くないものにならないのかしら。
ましてや、一部に、痙攣、失神、感覚障害を引き起こしてもいるのだという。
そうなってしまう子ももきっといるんだろうな、と予想させるほどの痛さであるらしい。
この病気の予防がどれほどの緊急性を持つものなのかわからないが、その緊急性をうたうのは、私にはなんだか製薬会社の販促キャンペーンみたいに思えてしまうのだが。
アメリカには、乳がんになる確率が高い遺伝子を持っている(らしい)というので、いまだ癌でもないのに自分の乳腺を切除した女優もいるそうですが・・・。
なんだかなあ、ヘンだよなあ。
すてぱん