凱風舎
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「弟子」  すてぱん   

 

 なるほど、ヒドイな。
 片山さつき。
 大石君の言うとおりだ。
 内容はほとんどアホウの域に達していますな。
 ところで、中で、彼女、「私、芦部教授の直弟子ですよ」とイバッテましたが、どうなんでしょうね、この言い方。
 芦部教授がどれほどエライ人なのか知りませんが、その弟子であることは「教授」と同じであることを一向保証しませんぜ。
 私、「教授」と名の付くほどのものではありませんが、私のところに中学から大学まで来ていたイイヅカ君は、ほとんど10年にわたる私の熱い熱い「薫陶」にもかかわらず、こないだの日本シリーズに、なんと巨人を応援すべく2度まで東京ドームにまで観に行ってきたそうです。
 「かっ飛ばせ―、シンノスケェー!」ですよ。
 オレンジタオル、ぐるぐる、ですよ。
 いいんですか、こんなんで!
 イイヅカ君!
 君にとってこの塾での10年間はいったい何だったんだ!!
 いやはや、《不肖の弟子》ですなあ。
 (というくらい、弟子は先生と同じにならない)

 国家主義者というのは、要するに権威主義ということで、なんかエラソーな人の名前を出せば、それで自分の正当性が保証されると思っている人のことです。
 権威、もしくは国家といったより「大きな」ものと自分を一体化することで自分の正統を言いたてようとする。
 アホですな。

 と書いている私も、何やら必ずわけのわからない引用をして、自説を価値ありげに見せてはいるんですが。