「白夜」 すてぱん
先週の朝日新聞にブレッソンの「白夜」を渋谷で上映しているという記事が出ていた。
もちろん、「白夜」の原作はドストエフスキーの『白夜』。
舞台は1840年代のペテルブルグならぬ1970年代のパリ。
川はネヴァ川ではなくセーヌ。
20代だった私、たしか、岩波ホールに観に行った記憶がある。
なんだかいろんなことを考えたことは覚えているのに、その考えたことは一つも覚えていないし、映像も、白い部屋の中で主人公の男がテープレコーダーに向かってひたすらしゃべり続けていたことしか覚えてはない。
シナリオ付きのパンフレットも買ったのに、今はどこにあるのか。
もう一度見てみたい、という気も「なしとせなくに」です。
大石君、来週の映画、これにすればいかがでしょう。
なんなら一緒に観に行きましょうか。