「マイルド」と「メビウス」についての返信 北川司さん
はじめに煙草を吸ったのは高一の頃、友達と歩いていて拾った「ハイライト」(封はあいていない新品)。
以来20年はそれを愛飲。その時はマイルドセブンに馴染めなかったけれど、いつしかマイルドの3㎎に落ち着いたこの頃。
なんでマイルドという言葉が駄目なのかさっぱりわかりまへん。
開き直って「マイルドだぜぇ」くらいの名前にしたら。セブンスターは「ワイルドだぜぇ」にして、コンビニのあの「20歳以上」というタッチ画面をワイルドに押すのも一興です。
私らコンビニで煙草を買うとイチイチそういう画面を押させられるんですわ。
『見たら分かるやろ。こんなおっさんにイチイチ押さすな!』(心の声)
話は飛んで猿飛佐助。白土三平(しらとさんぺい)の漫画に『サスケ』というのがありまして、私の不確かな記憶によると、ある忍者が二つの松がからまったところを一所懸命に走っている。彼はもちろん「メビウスの輪」のことなど知らないが、偶然松に線を書いているうちに、表から裏に一筆で行けることを発見し、(そう、その二つの松は偶然、メビウスの輪を形成していたのです。漫画やからね。)彼はこれを何とか自分独自の技に発展できないかと思い、日夜松の表裏を走りまくっているのでした。
しかし、しかししかし、嗤うなかれ。今私たちが文明の利器として当たり前に使っている多くの物が、彼のように、ある日何かに気付き、それを自分独自の完成形にするためにエネルギーを惜しまなかった人たちのおかげであることを知ってますよね。自分の理解を越えることに熱中している人を軽々しく嗤ったり、侮るべきではないのです。
・小人は小事を為さず。人の小事を嗤ふのみ。 (新司式論語)
.
おたよりありがとうございます。
まったく、あのコンビニのタッチパネルはどういうことなんでしょうな!
くだらないにもほどがある!!
あれを本人にやらせる意味がよくわからない。
すてぱん