「立ち読みしました」 勝田正人さん
わたしの死者よ
どうかひとりでうたえ
浜菊はまだ咲くな
畦唐菜はまだ悼むな
わたしの死者ひとりひとりの肺に
ことなる それだけにふさわしいことばが
あてがわれるまで
辺見庸 「眼の海」 文学界6月号
立ち読みというのは何か申し訳ない感がありました。
私の卵は梅雨のような雨のなか、きょうも深々とねむっています。
勝田正人さんより
いつも素敵な詩のご紹介ありがとうございます。詩を読むということが普段なかなかないのですが、こうして勝田さんや寺西先生にご紹介いただいて詩を読むと、感情がうごかされるといいますか、いろんな思いに駆られます。
黄色い花をつけて咲く畦唐菜(アゼトウナ)、岩場のような厳しい環境下で育つのですね。
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