「忘れ得ぬ名」 北川司さん
「忘れ得ぬ名」
『サイダー・ハウス・ルール』。
1999年そんな映画がありました。中身はよく覚えてないのですが、当時の新聞の映画評欄に「あたかもアンドリュー・ワイエスの絵画のような風景が云々」とあったなので、これは観に行かなくちゃと思った次第。私は絵には殆ど関心がなく、ワイエスの絵も実は観たことがありません。
さかのぼる事10余年、私の娘らと勝田氏の娘らと夕刻の浜辺へ遊びに行ったことがありまして、その帰り、ラーメン屋で勝田氏から「アンドリュー・ワイエス」という名前を初めて聞いたのでした。その時私は寸秒もおかずに「ジュリィ・アンドリュースがエーデルワイスを歌っとるような名前やな」と答えたのでした。
そして私の頭にはアンドリューの名は永遠に刻まれ、10余年の歳月を経て、映画の風景として甦ったというお話。そしてその絵はやっぱり、まだ観ていない。
北川司さんより
おたよりありがとうございます。
ふふふ、司さんの発想って本当に面白いですねっ!しかもすぐにその発想が浮かんでお答えになってしまうからすごいですっ^^
私はそんな豊かな発想力は持ち合わせませんが、学生時代に勉強していた際に(意味はよくわからないものも含め)面白かった響きの言葉の数々が、今も「忘れ得ぬ言葉」として残っているものはあるようです。
ドイツ語の「スパツィアゲンゲ(確か散歩という意味…)」とか、江戸時代の「糸割符」とか、二葉亭四迷の「浮雲」にしょっちゅうでてくる「ちょっ」っていう言葉とか。何がそんなに面白かったのかよくわかりませんが…。
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