「おいらは「ストーカー」か!?」 勝田正人さん
ずっと、ずっと前の出来事です。
タルコフスキーの『ストーカー』を借りたいと、レンタル店のお兄ちゃんに調べて貰ったことがあります。検索機にはありませんと云いつつ、親切な店員さんは、チョットお待ち下さいと、奥へ行きました。そして、同名の作品はありませんが、似たようなタイトルならありますよ。と、2~3本のビデオを出してくれました。それは素晴らしい<凱風通信みんなのお便り>には記載できないものでした。
半径20kmの避難圏・・・の報道が始まって最初に思ったのは『ストーカー』と『ペスト』です。
<ストーカー>
ある地域で“何か”が起こり、住民が多数犠牲になり、政府はそこを「ゾーン」と呼んで立ち入り禁止にした。しかし、ゾーンには願いが叶うという「部屋」があると噂され、厳重な警備をかいくぐって希望者を「ゾーン」に案内する「ストーカー」と呼ばれる人々がいた。禁を犯して踏みこむ3人の男たちを通して、現代の苦悩と未来の希望を探り、現代人の生き方を問いかける。
原題は『路傍のピクニック』ですから、そうなら私は「ストーカー」に間違われずに済んだはずです。
勝田正人さんより
おたよりありがとうございます。
ビデオレンタル屋さんの親切なお兄さん、頭の中には、「タルコフスキーの」という言葉は入らず、『ストーカー』だけが、強く残ったのでしょうね^^; そしてそれを語る勝田さんの口調がなんとも可笑しくて笑ってしまいました。
「ストーカー」、私は見たことがありませんが気になる作品です。ご紹介ありがとうございます!
運営スタッフより
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