塾もちゃんとやってます。
「試合のためにトレーニングをするのではない。充実した日々を過ごすために試合があるのだ」
夢枕獏のお気に入りのある格闘家の言葉(らしい)
子供たちの公立高校入試まで20日を切った。
みんな相変わらず元気に勉強しているが、昨日は一人の男の子がジンマシンでお休みだった。
「何、食ったんだ」ときいたら
「納豆!」という。
まさか、納豆で蕁麻疹でもあるまいが、めったに勉強したことがないご主人様が、このごろやたら勉強するというので、体の免疫系も調子が狂ってしまったのかもしれない。簡単に言えば、ストレス、ということなんだろう。
とはいえ、あと19日、みんながんばるしかない。
まあこれを他人事のように読んでるみんなも、実は昔やっぱり同じ日々を過ごしたんだものね。
思えばなんだかヘンテコリンな気がするね。
本当は受験生のみんなも夢枕獏が引用してたどこかの格闘家みたいに、
「受験って奴は、俺に、こんな充実した勉強ができる日々を過ごさせてくれるためにあったんだなあ」
なんて言えればいいんだが、中学生ではなかなかそうもいかないよな。
でも、考えてみれば、部活の練習って、試合やコンクールのためにやってるみたいに見えて、ほんとは逆にコンクールや試合が、ぼくらの日常を、意味あるものにしてくれていたのかもしれないね。
受験だって、きっとそんなものなんだ。
ともかく、あと19日。
みんな、体調を崩さず、力いっぱい悔いのない勉強して試験に臨んでもらいたいと、思うばかりです。