10/06~10/13 小休止
2014/10/06(月)
台風が来るというので、7:00に家を出る。
言うほど風も雨も強くなかったので自転車で三鷹へ。
電車もほぼ通常通りで始業の30分前に職場につきなんだか変な気分になる。
18:45仕事上がり。
20:00前に家に着く。
玉ねぎとベーコンと卵を炒めたものを作ったり、洗濯機を回したり、ゴミをまとめたりする。
21:30頃から借りていた「青空娘」(1957年日本、増村保造監督)を見る。
ちょっとしたカルチャーショックを受ける。
ここは、この映画の舞台は一体どこなんだ。
日本にかつてこんなような時代があったとも思われない。
だけど、めちゃくちゃ面白い。
一体何なのか。
これは、やっぱり、「かくありたい」という願望をえがいたものなのだろうか。
結構、衝撃を受けた。
若尾文子ステキ。
2014/10/07(火)
18:15仕事上がり。
20:00前に帰宅。
借りていた「欲望」(1967年英、ミケランジェロ・アントニオーニ監督)を見る。
原題が「blow up」と言って、これには写真とかを引き伸ばすという意味があるとのこと。
邦題の「欲望」がミスリーディングになっているらしい。
まあ、そういう視線で見れば欲望についての映画だという風に見えないこともない。
テニスのパントマイム、ギタリストによって壊されたギターのヘッド、主人公のカメラマンによって撮影されること、公園で写された写真の真実、骨董屋。
これらの共通性。
見ていてよくわからないんだけど、面白いのはどういうわけなのか。
2014/10/08 (水)
19:15仕事上がり。
職場を出ると、街の人々が皆一様に空を見上げている。
何事か、と彼等に習うと、月食が丁度、皆既になんなんとしているところであった。
しばし、月を眺める。ほうけたように。
21:00前に家に着く。
明日、健康診断なのでアルコールは禁止。
紅茶を飲みながら今年の東京国際映画祭の予定を立てる。チケットが今週の土曜日発売。
その後、アメフトをみる。
2014/10/09(木)
21:30仕事上がり。
23:00前に帰宅。
ビールを飲みながらアメフトを見る。
2014/10/10(金)
18:15仕事上がり。
19:15「ジェラシー」(2013年仏、フィリップ・ガレル監督)@イメージフォーラム
良い映画だった。
一人娘をおいて家を出て別の女と暮らす男がやがてその女に捨てられる、
というさして新味のない話を、新しくない方法で淡々と描いている。
まるで映画の中が日常の続きであるかのような雰囲気を作り出している稀有な映画。
こんなに静かで綺麗な映画なのに、全然人が入っていない。おかしい。
連休前の金曜日で、浮かれた者どもでいつもより人が多い渋谷の街で、ひときわ閑散とした青山イメフォ。
20人と入ってない。この映画館でかかる映画はたいてい面白いのだからみんな見に来ればいいのに。
会員になれば1000円で見られます。
帰りにTSUTAYAでDVDを借りる。
18日から3枚300円から4枚400円に変わるらしい。
うーむ。4枚借りても全部見れないよ。。。
2014/10/11(土)
12時からの東京国際映画祭チケット発売につき、11:30に起床すればよいと思いつつ、
8:30に目が覚める。
何をするでもなく、無為に過ごす。
勝負の12時。
まずは、土日分のチケットを確保しようと頑張るが、チケットボードの接続が非常に悪く、
思うように行かない。
仕方ないかと、根気よく続けて、なんとかかんとか水曜日に立てたスケジュール通りのチケットが取れそうかなという見通しが立ちそうになったら、
なんと!発売開始30分で10/26(日)17:10からの「1001グラム」が完売、、、
なんてこった。これ、見たかったのになぁ。
大体さ、日曜日のプライムタイムのコンペ部門出品作が、一番キャパの大きいスクリーン7じゃないっておかしいだろ。
その時間帯にスクリーン7でかかっているのが「デビクロ君と恋の魔法」ってなんなのさ。
ジャニーズなのか、ジャニーズの力なのか、ジャニーズの人が出ていればそれで良いのか。。。
(そっこーでチケット売り切れていたけど、それにしても)デビクロ君め、許せん。
「1001グラム」のチケットが買えなかったのがなんとも無念。でも、それ以外はゲットできたので良しとしよう。
<買えたチケットのメモ>
10/24 金
21:45- 「壊れた心」(フィリピン、ドイツ。ケヴィン・デ・ラ・クルス監督。浅野忠信が出ているらしい)
10/25 土
10:50- 「メルボルン」(イラン。ニマ・ジャウィディ監督。)
14:00- 「紙の月」(日本。吉田大八監督。「桐島部活やめるってよ」の監督)
18:25- 「実存を省みる枝の上の鳩」(スウェーデン、ノルウェー、フランス、ドイツ。ロイ・アンダーソン監督)
21:10- 「来るべき日々」(フランス。ロマン・グービル監督)
10/26 日
10:50- 「マルセイユ・コネクション」(フランス、ベルギー。セドリック・ジメネス監督)
14:45- 「遥かなる家」(中国。リー・ルイジン監督)
21:15- 「神様なんかくそくらえ」(アメリカ、フランス。ジョシュア・サフディ、ペニー・サフディー監督)
10/27 月(仕事なんかしている場合ではないので有給①)
10:00- 「北北東」(中国。チャン・ビンジエン監督)
13:50- 「破裂するドリアンの河の記憶」(マレーシア。エドモンド・ヨウ監督)
17:40- 「メイド・イン・チャイナ」(韓国。キム・ドンフ監督。脚本キム・ギドク!)
21:10- 「マイティ・エンジェル」(ポーランド。ヴォイテク・スマルゾフスキ監督)
10/28 火(仕事なんかしている場合ではないので有給②)
10:40- 「ロス・ホンゴス」(コロンビア、フランス、ドイツ、アルゼンチン。オスカル・ルイス・ナビア監督。@日本橋)
14:10- 「草原の実験」(ロシア。アレクサンドル・コット監督。@日本橋)
18:05- 「ザ・レッスン/授業の代償」(ブルガリア、ギリシャ。クリスティナ・グロセヴァ、ベタル・ヴァルチャノフ監督)
21:05- 「ナバット」(アゼルバイジャン(!)。エルチン・ムサオグル監督)
10/29 水
21:10-「アイス・フォレスト」(イタリア。クラウディオ・ノーチェ監督)
全部楽しみなんだけど、中でも楽しみなのは「メルボルン」「ナバット」「メイド・イン・チャイナ」「草原の実験」。
約1時間に及ぶチケット獲得合戦で疲れ果てる。
ぼけーっとなり、家でうだうだする。
14:00位になり、はたして何もする気がなくなり、千葉へ戻る。
ホントはフランソワ・トリュフォー特集とか、ご飯映画祭とか、スウェーデン映画祭とか、佐分利信特集とか見たい映画が大挙して押し寄せてはいるのだけれど、
全部見るのは無理だし。1つ見たら、全部見るのは不可避になるし。お金ないし。
やだやだやだと、それより、バディー・ホリーさえあれば良いのではないかと、
バディー・ホリーのベスト盤を聞きつつの現実逃避。
3連休は千葉で過ごします。息を潜めつつ。
2014/10/12(日)
家にいると楽だけれど、あとからあとから出てくる食事、お酒で頭がふらふらになります。
でも、それより何より、一番僕の尊厳に唾を吐きかけてくるのは、朝起きてから、夜眠るまでいつでもついているTV。
これは、やばい。
スポーツ中継以外は視聴に耐えうるプログラムがない。
なので、オリックスと日ハムの試合を見ました。
野球の試合を1試合全部、それもテレビで見るなんて無理をしたのはいつ以来でしょうか。
まあ、見ればなかなか面白いものです。
日ハムの選手がそろって、首にギラギラしたものを巻いているのが気になりました。
あれは、何なんですか?
肩こりに効くやつですか?
中田君はクリスチャンなのですか???
ちょうど、アメリカの野球もポストシーズンで、朝から夕方までずっと野球を見て過ごす。
2014/10/13(月)
台風が来るという。
台風が来ては大変なので、千葉から早めに退散。
退散したって、取り立ててやることがあるわけでもないので、こういうときのためだよね、
とか言いつつ、撮りためていた「タモリ倶楽部」の一気見をする(8月の放送からだった)。
面白い。